【対象】
令和7年度版「新編 新しい科学 1年」
合弁花、離弁花という分類は、従来「被子植物の双子葉類の中に、合弁花と離弁花がある」という扱いでしたが、近年ではそのように分類することは生物分類学では扱わなくなってきています。一方で、子どもたちが花を調べたときに「花弁がくっついているか、離れているかというちがいがある」と気がつくことは自然なことであり、そのことをふまえて令和7年度版教科書では合弁花、離弁花の用語をとり上げることにしました。ただし、従来のように「被子植物の双子葉類の中に、合弁花と離弁花がある」という扱いにはせず、「花の咲く植物全体を見わたすと、合弁花と離弁花がある」という扱いに留めています。