第1章の節の配列を「気象の観測→大気圧と圧力→気圧と風→水蒸気の変化と湿度」から、「圧力と大気圧→気圧と風→気象の観測→水蒸気の変化と湿度」へと変更したのはなぜですか。

【対象】
令和7年度版「新編 新しい科学 2年」

 単元3は気象について学習をする単元であるため、まずは気象観測をしてほしいという思いから、令和3年度版教科書では第1節を気象観測としていましたが、気象要素について学習したうえで気象観測を行った方が、気象観測をより探究的に学習できるのではないかと考え、令和7年度版教科書では、第3節を気象観測としました。それに伴って、令和3年度版教科書において第2節、第3節で学習していた内容が、1節ずつくり下がり、第1節が「圧力と大気圧」となりました。また、令和3年度版教科書では、大気圧を学習してから、圧力について学習する流れとなっていましたが、令和7年度版教科書では、圧力を学習してから、大気圧を学習する流れに変更しています。これによって、鉛筆を両端からおしたときの力の感じ方のちがいや、スキー板の有無による雪へのしずみ方のちがいのように、身のまわりの物を導入の題材とすることができるようになりました。
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