教科書p.64~65に掲載されている3D-CADのモデルは何のソフトウェアで作成されていますか。また、3D-CADソフトウェアは、授業でどのように活用するとよいでしょうか。
【対象】
令和7年度版「新編 新しい技術・家庭 技術分野」
 
 教科書p.64~65に掲載している3D-CADのモデルは、ウェブ上で3Dモデリングが行える無料アプリ「Tinkercad(Autodesk社)」で作成しております。ほかに、教育向けの3D-CADとしては、有料ではございますが、「作ってみよう!(アバロンテクノロジーズ)」や「caDIY3D(日本マイクロシステム)」、「創webアプリ(山崎教育システム)」などがございます。

 これらのソフトウェアは、常に開発・更新されています。また、自治体や学校のセキュリティポリシーやご使用端末によって、ご使用できない場合もございます。ご使用をご検討される際は、最新の情報をご確認のうえ、ご所属のICT環境、生徒やご授業の実態に合わせてご判断ください。

 3D-CADソフトウェアは、製作物を具体化し設計する過程で、手描きでの製図に苦手さを感じる生徒への手立てや、材料の厚みや製作物の全体像のイメージができないなどの空間認識が苦手な生徒への手立てとして活用されることがあります。3D-CADソフトウェアを生徒自身に操作させることが難しいと想定される場合は、先生が3D-CADソフトウェアを使用して作成したモデルを提示して、生徒のイメージを補完するために使用する活用例もございます。なお、教科書p.64~65に掲載している3D-CADのモデルは、ブラウザ上で上下左右に回転させたり拡縮させたりできるQRコンテンツとしてご用意しておりますので、必要に応じてご活用いただけますと幸いです。
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