【対象】
令和6年度版「新編 新しい社会」
4年「自然災害からくらしを守る」の単元で、風水害を事例にしている理由は主に以下の通りです。①近年、全国的に大きな風水害が頻発していること、②風水害は行政、地域の防災・減災の具体的な取り組みが見えやすく、学習の主旨に沿うこと、③全国的に4年の地域学習における風水害の研究実践が多く見受けられることなどが理由です。とはいえ、地震災害などの学習も重要であることは言うまでもなく、教科書では4年p.90-91「ひろげる 地震からくらしを守る」や5年下巻p.88~「自然災害を防ぐ」、6年政治・国際編p.46~「震災復興の願いを実現する政治」などで地震災害を扱い、社会科教科書全体で総合的に自然災害や防災について学習できる構成にしています。