【対象】
令和6年度版「新編 新しい算数」
教科書に出てくる「数」の読み方について、「数」は2学年の配当漢字であるため、2学年では振り仮名を付け、その振り仮名は「かず」としています。一方、3学年以上では特に振り仮名を付けておらず、また、教科書紙面で「すう」と読ませている箇所はありません。
しかし、これらを「すう」と読んでも差し支えはないと考えます。「整数」を「せいすう」と読むように、熟語であれば「すう」ですが、一文字の「数」は人によって「かず」と読んだり「すう」と読んだりといずれの読み方も慣用されていると考えます。