対象 令和6年度版新編 新しい理科
5年「物のとけ方」で、食塩以外の溶かす物として、ミョウバンを扱っているのは、なぜですか?
【対象】
令和6年度版「新編 新しい理科」

 ミョウバンの利点としては、以下の①~③が挙げられます。

①漬物などの食品に利用されており、子どもにとって安全に扱いやすい。
②一定量の水に対する溶解量が、常温では食塩の3分の1程度であるのに対し、60℃では食塩をはるかに上回るなど、水温による溶解量の変化が大きく、子どもの学習意欲を喚起しやすい。また、p.105の実験3で水の温度を上げて食塩やミョウバンを溶けるだけ溶かした後に、食塩の水溶液とミョウバンの水溶液を冷ましてそれぞれの様子を比べると、食塩の水溶液は食塩がほとんど析出しないのに対し、ミョウバンの水溶液はミョウバンの析出が顕著に見られることから、物の違いによる溶け方の違いを強く実感することができ、子どもの学習意欲を喚起しやすい。
③大きな結晶を作りやすく、子どもの興味・関心を高めやすい。

これらの利点から、食塩以外の溶かす物として、ミョウバンを扱っています。
FAQID:k-02-00070-0

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