生活科教科書の「おもちゃずかん」に掲載されている「かるこ」とは何ですか?
【対象】
令和6年度版「新編 あたらしい せいかつ」

 「かるこ」は、墨壺(すみつぼ)と併せて使われる道具です。墨壺は、墨汁を含ませた糸をピンと張り、指で弾いて、材木に直線を引くための道具ですが、この糸を張る際に材木に突き刺して糸を固定するため道具が「かるこ」です。
令和6年度版「新編 あたらしい せいかつ」では、この「かるこ」を児童がさまざまなものに穴をあけるための道具として掲載しています(上巻p.51「みずでっぽう」、上巻p.76 「こま」、「けんだま」、上巻p.77「やじろべえ」、下巻p.54「とことこ車」、下巻p.55「ヨットカー」など)。
穴をあける道具としてこの「かるこ」を選択したのには、以下の二つの理由があります。
・低学年児童が手に持った際に、ちょうど力を入れやすい大きさである。
・針の部分が短く、大きなけがにつながりにくい。
 「かるこ」を使えばすべてのけがが防げるわけではありませんし、「きり」や「千枚どおし」などを使うのが必ずしも危険というわけでもありません。各学校の実態に応じて、使う道具を選択してください。
なお、「かるこ」は、ホームセンターや工具店などで購入することができます。
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