指導内容の重点化は、学校の教育目標や児童の実態などから独自性をもって検討されるものですが、「新編 新しい道徳」ではどのような基準で重点内容項目を取り上げていますか。
【対象】
令和6年度版「新編 新しい道徳」

 「新編 新しい道徳」では、学習指導要領総則の道徳教育に関する配慮事項で示されている項目に加え、これまでの道徳教育の状況調査を踏まえ、全学年を通しての重点内容項目と学年段階を考慮した重点内容項目を次のように取り上げています。なお、重点内容項目には2~3教材を配置しています。
〔全学年を通しての重点内容項目〕
 ・節度、節制/親切、思いやり/規則の尊重/生命の尊さ/自然愛護
〔低学年段階を考慮した重点内容項目〕
 ・善悪の判断、自律、自由と責任/礼儀
〔中学年段階を考慮した重点内容項目〕
 ・善悪の判断、自律、自由と責任/希望と勇気、努力と強い意志/友情、信頼/勤労、公共の精神
〔高学年段階を考慮した重点内容項目〕
 ・希望と勇気、努力と強い意志/友情、信頼/勤労、公共の精神/よりよい学校生活、集団生活の充実/伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度/国際理解、国際親善
FAQID:k-02-00095-0

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