【対象】
令和7年度版「新編 新しい社会 公民」
国勢調査の定義を根拠としています。「核家族」とは、アメリカの社会人類学者であるマードックが、夫婦および子どもの三者を家族の基礎的な単位として“nuclear family”と呼んだのを、日本語訳した用語です。そのため、人類学や社会学などでは「夫婦および子どもからなる家族」という意味で用いられることが多いですが、教科書では、1950年代から70年代初めにかけての日本の家族形態の変化について統計資料を用いて示すために、国勢調査の定義を用い、用語も国勢調査と同じ「核家族世帯」を用いています。