地図記号は、だれがどのように決めているのですか。
【対象】
令和3年度版「新しい社会 地図」
令和7年度版「新編 新しい社会 地図」

 地図記号は、世界的にみると千差万別です。国によって異なるケースも多いのですが、なかには似ているものもあります。国ごとに地域の特徴を表現した記号を用いています。日本では、国土交通省国土地理院で策定した記号に準じていることが多いといえます。国土地理院の地図記号は、(1)簡潔に表現、(2)そのものをイメージさせる、(3)他と区別がつくこと、を基本にしています。使う人々が想像しやすい形として、神社の(鳥居)、税務署の(そろばんの珠)などがあります。
 平成14年から図書館と博物館の記号が国土地理院発行2万5千分の1地形図に加わりました。初版の改訂となった浦和、大宮などから順次採用されています。また、平成18年には、風力発電所や老人ホームの記号も新設されました。東京書籍の地図帳でも用いています。

いろいろな記号
(国土地理院発行2万5千分の1地形図より)
FAQID:k-04-00028-0

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