正負の数の計算方法を、「東西の移動」で説明しているのはなぜですか。
【対象】
令和7年度版「新編 新しい数学 1年」

 計算のしかたの指導にはいろいろな方法がありますが、教科書では、加法、乗法とも「東西の移動」を素材にして指導するようにしています。これは、この素材が次のようなよさを持ち合わせていると考えたからです。
・加法、乗法とも、同じ素材で指導することができ、統一的に扱える。
・生徒にとって身近で具体的な量を背景にしているので、理解されやすい。
・数直線に結びつけやすい。
 また、加法では、(移動)+(移動)=(移動)として指導し、加数と被加数を同種のものとして扱っていますので、交換法則、結合法則の指導へも無理なく進めることができます。
FAQID:k-04-00040-0

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