4章「比例と反比例」の4節の導入(深い学び)で「行列の待ち時間」を題材にしたのはなぜですか。
【対象】
令和7年度版「新編 新しい数学 1年」

 関数の指導では、具体的な事象における数量の関係をとらえ、それを活用して未知のことがらを予測するなど、関数の考えのよさを理解させることが大切です。「行列の待ち時間」は、生徒にとって身近な場面で必要感があり、関数の考えのよさが理解しやすい題材であると考えました。このような活動を通して数学の有用性を感じさせることをねらっています。
また、「算数・数学の問題・解決過程」をふまえ、「数学化」の過程を重視し、行列が一定に進むと仮定することに気づかせる発問を設けました。「比例とみなす」という考えを使って解決できる場合があることを理解できるようにしています。
FAQID:k-04-00042-0

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