連立方程式の解の表記を、x=○、y=□としているのはなぜですか。
【対象】
令和7年度版「新編 新しい数学 2年」
 連立方程式の解の表記には、主に以下の3つがあります。
① x=○、y=□
② (x,y)=(○, □)
③ x=○/y=□

②は解を順序対として、③は解を連立した形として表記しています。弊社の教科書では、解の数学的意味をとらえさせることより、連立方程式が正しく解けることに重点をおき、生徒にとってわかりやすく、書きやすい表記として①を用いています。なお、高校では①の表記が多く用いられています。
また、今回の教科書から、文中の「,」を「、」に変更したことに伴い、①の表記でも「、」を用いています。ただし、数学の表記として変更できない「点の座標」を表す場合は、「(a, b)」のように引き続き「,」を用いることとしています。そのため、「連立方程式の解は2直線の交点の座標を表す」と捉えることもできることから、②の表記では「、」ではなく「,」を用いています。
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