対象 令和7年度版新編 新しい数学 3年
3年の章構成は、どのような考え方で編集されていますか。
【対象】
令和7年度版「新編 新しい数学 3年」

 「数と式」の領域は、「1章 多項式」→「2章 平方根」→「3章 2次方程式」の順に構成しています。「平方根」を第2章とした理由の1つは、数学の学習につまずいている生徒にとって、学年の最初は「多項式」のほうが取り組みやすく、最近の生徒の学力の状況をふまえると、その必要性がより強まっている、ということがあります。2つ目の理由としては、「3章 2次方程式」では、平方根の考えをもとにした解法が中心となるため、直前の章を「2章 平方根」としたほうが、学習内容のつながりがよいと考えたからです。
 「図形」の領域は、「5章 相似な図形」→「6章 円」→「7章 三平方の定理」の順に構成しています。「三平方の定理」を中学校数学の総まとめと位置付け、既習の内容と絡めた総合的な問題を扱うようにしています。
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