巻頭の「ノートのつくり方」や「数学マイノート」などで、ノート指導に関わる内容を取り上げたのはなぜですか。
【対象】
令和7年度版「新編 新しい数学 共通」

 学習指導要領では、言語活動の充実をはかることが求められており、その一環としてノート指導に関する内容を取り上げました。
巻頭の「ノートのつくり方」にあるように、誤りを消さずに残しておくことなど、日ごろからノートの取り方を習慣づけることによって、学力向上につながると考えています。
また、「数学マイノート」のように、自分の考えだけでなく、他者の考えや気づいたことを書きとめたり、それをふり返って見直したりすることは、数学的な思考力、表現力の育成につながります。
さらに、「数学マイノート」にある振り返り(感想)は、主体的に学習に取り組む態度の評価につながると考えています。友だちの考えと関連づけたり、さらに深めようとしたりする振り返りの例を紹介し、記述の参考になるようにしました。
なお、本文中の「例」の解答はノート形式で示しています。そこでは、分数を2行にわたって書く例や、「=」を揃えて書く例など、解答を記述する際に心がけることにもふれています。
FAQID:k-04-00063-0

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