【対象】
令和7年度版「新編 新しい科学 1年」
赤ワインは、使用する製品によってアルコール濃度や含まれる物質にちがいがあるので、必ず事前に予備実験を行うようにしてください。予備実験を行い、エタノール分がうまく抽出できないような場合は、エタノールを少し足したものを使用するとよいと思います。また、枝つきフラスコ内の赤ワインの量が少なくなってくると、赤ワインに含まれていた物質の「にごり」がつきやすくなるので、蒸留した液体が十分に取れたら火を消すようにして下さい。その際、装置のガラス管の先がたまった液の中に入っていないことを確認してから火を消すようにしてください。